折れ戸
昨日、洗面化粧台交換を依頼されたお宅の、2階にある折れ戸です。
こちらの交換も依頼されました。
この折れ戸は天地丈(h=2.4m)で、巾が1間半(w=2.5m)程度です。
折れ戸の内側は、物入れになっていて、棚やハンガーパイプが取り付けられています。
棚やハンガーパイプは既製品の組み合わせではなく、現場施工のオリジナル。
物入れ内部の使い勝手は、お客さんの希望通りということもあって、特に問題はありません。
問題は折れ戸の開閉がスムーズでないこと。
天地丈の折れ戸の場合、折れ戸の開閉がスムーズに行かない場合があります。
どこかに引っ掛かっているような状態で、無理やり開閉を続けていると、可動部分に無理な力が働いて、可動部分が磨り減ったり壊れたりすることがありますね。
特に小さいお子さんがいる家庭では注意が必要です。
折れ戸は、戸板の高さの中心近くで操作しないと、戸板が傾くことがあります。
この戸板の傾きが、折れ戸の開閉がスムーズに行かない原因のひとつです。
小さいお子さんの場合、戸板を操作する位置が中心より下になってしまい、どうしても戸板が傾いてしまいます。
ここでの原因もそのあたりにありそうです。
今回は傷んでいる金物類の交換だけでなく、もう少し根本的な対策を考えるつもりです。
操作性のよい頑丈な折れ戸を探してみるつもりです。