スイッチ
ドアとドアの間の柱に取り付けた、スイッチです。
スイッチコンセント類は、ボックス部分を壁内に埋め込んで取り付けるため、柱のある場所には通常ならば、スイッチコンセント類は取り付けられません。
こちらでは、他にスイッチの持って行き場所がないため、柱を掘り込んでスイッチボックスを埋め込んでいます。
苦肉の策です。
スイッチボックスを埋め込まないとすると、スイッチボックスを出っ張らせる手がありますが、見栄えは悪くなります。
室内ではやりたくない手ですね。
これがコンセントならば他の場所に付けてしまうのですが、スイッチの場合には、ここの場所以外では、使い勝手が悪くなってしまいます。
となると柱を掘り込んで、スイッチを取り付けるしかありません。
ここで問題になるのは、掘り込むことによって柱が弱くならないか、という構造上の問題と、柱を掘り込むための労力です。
この2点が解決できれば、柱にスイッチをつけてもかまわないでしょう。
この現場では、柱の構造上の問題については、梁架構等から問題無しと判断し、柱への掘り込みは自ら行うことによってクリアしました。
スイッチは出来るだけ使い勝手のよい位置に、取り付けたいものです。