タイル目地
こちらは壁に張られたタイルです。
左側の壁の上部が出っ張っていて、その出っ張り部分でタイルの目地が、煩く見えてしまっています。
タイル屋さんも苦労したと思いますよ。
苦労して仕上げた割りに、見栄えはいまひとつ。
これでは、ちょっとがっくりきますね。
基本的に、タイルは大きさの決まっている品物を、目地を通すように張っていきます。
張る場所に応じてタイルの大きさを変えることは、あまりありません。
そのため、タイルの大きさと、張る場所の大きさが合わないと、目地が通らなくなったり、切り使いをした小さいタイルが張られてしまうことになります。
場合によってはみっともなくなってしまいます。
タイル工事では、目地をどう通すか?どの位置に切り使いをしたタイルを使うか?などタイルの割付が大事になってきます。
このことを『タイル割り』といいます。
このタイル割り、タイル屋さんだけではどうにもならないことがあります。
今回の写真のような場合ですね。
このような場合には、タイルを張る場所そのものの大きさを変えることにより、対応が可能です。
写真の場合には、出っ張っている部分をタイルの寸法に合わせて作れば、よかったのかもしれません。
でも黒めじ、これはいいですね。
どうしても、目地にカビがついてしまうので これだとずっと綺麗。
今のは、タイルなしのユニットですが 目地、
ちょっと目をはなすと、カビの姿が・・・・。