道路
そろそろ外に出て歩き始めています。
もちろん松葉杖。
かなり疲れますね。
疲れの原因はいろいろ。
まずは、入院と自宅療養で体力が落ちてしまったこと。
入院中も、家の中でも松葉杖を使って歩いてはいるのですが、大した距離は歩けません。
次は、松葉杖そのものに対する不慣れ。
松葉杖は思った以上に体力を使うんですよ。
また、普通の歩行と違って、腕力を使います。
患側の片足の代りに両腕を使うようになりますが、片足にかかっていた負担は大きいですね。
両腕をもってしても、片足の代りは勤まりそうもありません。
しばらくは上半身の筋肉痛に悩まされそうです。
最後は、バリアーの存在です。
実際に不自由な身になってみると、バリアーの存在に気づかされます。
画像は、幅員6mの、ごく普通の道路です。
道路の断面は、一見水平に見えますが、実際は、かまぼこ型に中央が盛り上がっています。
道路に降った雨を、勾配をつけて道路両脇の排水施設に流し込むためですね。
この小さな勾配が曲者です。
松葉杖を使うと、身体が傾き加減になってしまい、歩きにくいんです。
身体を腕で支える松葉杖にとって、勾配は苦手ですね。
左右の小さな高さの違いを、腕力で調整しなくてはいけません。
なかなか大変ですよ。
この松葉杖、スイッチひとつで、長さを変えられれば使いやすくなるかも?