外階段灯
マンションの外階段についている照明器具・・・外階段灯の蛍光管とカバーを外したところです。
大雨の日に漏電ブレーカーが作動して外階段の全灯が消えてしまうことがあるようです。
原因は吹き上げられた雨が器具内部に入り込んで漏電を起こしてしまうことでしょうね。
雨が入り込んだ器具だけ消えるのならまだいいんですが、全灯消えてしまうと不自由で危険です。
外階段灯のうち数箇所のカバーを外して中を見てみると、水が入り込んだ跡があるものがありました。
このような場合、水が入り込んだ跡があるもの・・・漏電を起こした可能性のあるものだけに対策を施すことはしないですね。
全部の外階段灯に対策を施すことになります。
そのほうが確実で、結果として時間がかかりません。
外階段灯本体と取り付け金物の間に隙間が開いています。
ここが一番怪しいです。
この隙間から吹き上げられた雨水が入り込んで悪さをしたんでしょう。
対策はこの部分にシーリングを施すことです。
シーリングは防水性と塗装性を考えて変性シリコンです。
念のため配線の貫通穴にもシーリングを施し、さらに電線の結線部には自己融着性のテープ(エフコテープ等)を巻きつけます。
最後に漏電テストを行って完了です。
外階段灯、44箇所あったので2日間かかりました。