縞鋼板の水勾配
踏み板が縞鋼板(チェッカープレート)となっている外階段です。
縞鋼板とは、通常の真っ平らな鋼板とは違って、滑り止めの出っ張りがついている鋼板です。
出っ張りがついているゆえ、真っ平らなものと比べると、水はけがよくありません。
そのため、水が溜まらないよう、勾配を強くつける必要があります。
勾配を強くつけなかった場合には、水が溜まって錆が発生しやすくなるということです。
こちらでは、踏み板手前に向かって水が流れるように、強く勾配をつけなければならなかったところ、そうしなかったようです。
踏み板の奥のほうに、後から補修を行い、ペンキを塗った痕がありました。
このような外階段の踏み板では、奥と手前で1cmぐらいの高低差をつけておくべきです。