羽柄材。

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羽柄材(はがらざい)は葉柄材、端柄材とも書き表し、羽柄物などとも言いますね。
柱、梁、桁など主要な構造部材、敷居、鴨居、廻り縁などの造作材を除いた小規模断面部材の総称です。
具体的な用途は間柱、大引き、筋交い、根太、垂木、貫、壁天井下地など多岐に渡っています。

画像は羽柄材の中でも比較的小断面の部材を並べてみたものです。

1番左は貫(ぬき)です。
厚さ5分(15mm)程度、幅3寸(90mm)程度で和室の壁下地や基礎工事の遣り方などに使います。
本来、貫は柱-柱間に貫通させて柱-柱間の変形を防ぐ筋交い的な役割があるんです。
その場合にはもっと厚い材料を使うことになります。
和室の壁下地としての役割のみの場合には5分厚程度の物を用います。

左から2番目、3番目はタルキと呼ばれています。
文字どうり垂木として用いることもあるんですが、根太や壁天井の下地として幅広く使われています。
2番目は1寸×1寸3分(30×40mm)で『いにいっさん』などと呼ばれています。
もともとの断面が1寸2分×1寸3分(36×40mm)だったところからきた呼び名のようです。
おもに壁、天井の下地として大量に使われています。
3番目は1寸2分×1寸5分(36×45mm)で『いっさんいんご』と呼ばれています。
この部材ももともとは実寸で1寸3分×1寸5分(40×45mm)だったようです。
おもに根太として使われています。

タルキはこのほかにも種類があります。
用いる部位に応じて断面を使い分けていくことになります。

右端は桟木(さんぎ)と呼ばれています。
24mm×50mm程度で住宅の工事現場では基礎工事のときに使うことが多いですね。
遣り方を出すときの杭に使ったり、コンクリートの型枠の桟として使うことが多いです。
50mmという数字はコンクリートの型枠工事に使う鋼管パイプ(単管パイプ)の直径と同じなんです。
また長辺が50mmあるのでコンパネと一体で用いるとかなりの強度を発揮します。

他にも羽柄材は種類があります。
折を見て紹介してみます。
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by safetycap01 | 2005-04-22 19:31 | 大工仕事 | Comments(0)