手すり端部の処理
壁面に設けた横棒タイプの手すりです。
横棒タイプの場合、端部を切り放しにしておくと、衣類の袖口が入り込んでしまうことがあります。
そうなってしまうと、転倒してしまうおそれがあるということで、なんのための手すりなのかわからなくなってしまいます。
そのような事態を防ぐため、手すり端部は切り放しにせず、壁側や下側に折り曲げることがあります。
写真の例は、手すり用のL型金物を用いて、端部を壁側に折り曲げたものです。
ただし、この方法は誰にでもできる方法とはいえません。
工作をともなわずとも、手すり端部に布でも巻き付けてしまえば、袖口は入り込まないようになります。