畳寄せ。

和室の床を畳からフローリングに換えるときに苦労するのが畳寄せの存在です。

畳寄せは和室の壁際・・・畳と壁の境にある部材です。
壁に畳が直接触れないようにするためと、柱と壁の段差を埋めるための木製・・・おもに杉、桧の部材です。
和室の壁は真壁(しんかべ)と言って柱より引っ込んで納まっているんです。
柱より引っ込んだ分・・・差額を畳寄せで埋めることによって、畳を柱のところで切り欠かなくて済むようになるんです。

洋室の壁は大壁(おおかべ)と言って柱の外側に張りこんでいきます。
床と壁の境は幅木(はばき)を取り付けて見切ることが多いですね。
洋室の場合、幅木があるからフローリングの施工が楽なんですよ。
壁とフローリングをぴったり突きつけなくて済むんです。
ぴったり付けなくてもあとから幅木を取り付けて隙間を隠すことが出来ます。

和室の場合、フローリングと畳寄せは同じ面で納まります。
何かでカバーして隙間を隠すわけにはいかないんです。
ぴったりと突き合せないといけないですね。

画像は畳寄せにフローリングの木口(こぐち)を突き合わせているところです。
カンナで木口を削ってすり合わせます。
畳寄せがフローリングと直角でなおかつ真直ぐならば楽なんですが、なかなかそうはなっていません。
削り過ぎるとフローリングの長さが足りなくなってきます。
鋸で少し長めに切断してカンナで削って納めます。
ちなみにカンナは替刃式のカンナを使いました。
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フローリングの納め方には壁、畳寄せにぴったり付けないやり方もあります。
少し空かせて、隙間をコーキングで納めるんです。
ぴったり付けるとフローリングが沈み込んだときに、壁、畳寄せにこすれて床鳴りがする可能性があるからです。
どちらが正解だと言うわけではありませんが、和室にはコーキングで納めるよりもぴったり付けて納めたほうがきれいだと思います。
でも、日曜大工でされるときは空かせたほうがいいかもしれないですね。
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by safetycap01 | 2005-03-16 19:16 | 住宅建築 | Comments(0)