屋根。
このあたりで2~3cmぐらいは積もったでしょうか?
雪の積もったあとに屋根を見ると面白いですね。
雪の融ける様子が屋根によって全然違います。
もちろん日の当たる面はどの屋根でもすぐに融けてしまいます。
日の当たらない北面の融け方の違いが大きいですね。
雪の融け方の違いは天井から屋根にかけての断熱性と直下の住まい方に因るんでしょう。
暖房の効いた部屋の上部の断熱性が低いと屋根面まで暖かくなってしまいます。
雪は早く融けてしまいますね。
部屋の上部の断熱性が高いと屋根面までは簡単には暖かくなりません。
部屋に人がいなかったりして部屋そのものが寒いときにも屋根面は冷たいままです。
雪はなかなか融けてくれないでしょうね。
天井から屋根にかけての断熱性は暖房のときにだけ効いてくるわけではないんです。
夏の暑いときにも効いてきます。
特に窓を開け放って風を通すことが難しいような場合には、天井から屋根にかけての断熱性が重要になってきます。
雪の融け方は断熱性を計るひとつの目安になりそうですね。