三角割り
サッシのクレセント部分です。
空き巣により窓ガラスを破られ、クレセントを開錠されてしまいました。
あとは、通常どおりサッシを開け、室内に忍び込んで盗み出していくだけです。
窓ガラスを破られ、クレセントが開錠されるまで、数10秒程度でしょうか。
1分などという時間は、けっしてかかりません。
窓ガラスを破るのに用いるのは、マイナスドライバーや千枚通しなどです。
これらをサッシとガラスの間に差し込んで、ガラスをこじるようにすると、ガラスにひびが入ります。
2ヶ所ぐらいガラスをこじると、三角形にひびがつながり、ガラス面に三角形の穴を開けることができます。
その穴から、ガラスを割るのに用いたドライバーなどを差し込んで、クレセントを開錠すれば、サッシを開けることができるというわけです。
三角割りによる被害を防ぐには、面格子、雨戸、シャッターなどを設置すること。
雨戸シャッターが設置されている窓では、面倒くさがらずに、まめに雨戸シャッターを閉じることだと思います。