房掛け
房掛け(ふさかけ)、タッセルフックです。
これを、どの位置に取付けるか迷われる方も多いことでしょう。
よく目にするのは、サッシの木枠に取付けてしまうこと。
木枠ならば、ねじ止めに際して、下地のことを考えることがありません。
また、ねじ止めでなく両面テープ止めであっても、クロス壁よりも木枠のほうが、しっかりと接着してくれます。
しかし、カーテンが格好良く納まる房掛けの取付け位置は、木枠ではなく壁のほうです。
カーテンレールの端部位置に合わせるように取付けると、格好がよくなります。
ただ、写真のように、房掛けが単体で壁にぽつんと取付けられていると、唐突な感じがしないでもありませんが。
ここで、房掛けを取付ける際の下地についてです。
一般的な在来木造住宅では、サッシの両脇に10cm角程度の柱がきています。
その柱を狙えば、しっかりしたビス止めができます。
もし、思うような位置に下地が入っていない場合は、木枠への取付けを考えてみてください。
ほんとうならば、カーテンレール取付け用の下地と、房掛け取付け用の下地は、ペアで考えるべきでしょう。