踏み台
端材(はざい)で作った踏み台です。
出入り口が高かったので、お客さんの要望により作ってみました。
脚は、天井野縁の吊り木受けとして用いた、米ツガ材の90×45mmです。
これは、筋交い(すじかい)と同じ材料です。
踏面(ふみづら)は、ごらんのとおりフローリング材です。
さらに、フローリングの下には、12mmラーチ合板を捨張り(すてばり)しています。
12mmラーチ合板の捨張りの上に、12mmフローリング張り。
これは、フローリング床と同じ仕様になります。
踏面の周囲には、外壁の下地材に用いた、杉の胴縁(どうぶち)を回すことによって、フローリング材の木口(こぐち)がむき出しにならないようにしています。
以上、すべて廃棄するつもりであった材料です。
製作に要した時間は1時間程度でした。
このような個別製作で、なにが一番よいのかというと、高さや大きさを、その場に合わせて個別に設定できることです。