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和室 目透かし天井 クロス貼り

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和室の目透かし天井(めすかし てんじょう)に、クロスを貼ろうとしているところです。

目透かし天井というのは、天井板同士のつなぎ目をぴったりと付けずに、10mm程度透かして(離して)付けるような天井貼りの方法です。
少し透かしたつなぎ目は、天井板の厚みだけ引っ込んでいるのではなく、5mm程度引っ込んでいます。
つまり、目透かし天井の、天井板同士のつなぎ目には、10mm×5mm程度の空間が空いているということになります。

目透かし天井にクロスを貼ろうとする場合は、このつなぎ目に空いた空間を、どのように処理するのかが問題となってきます。

写真の場合は、つなぎ目のところに寒冷紗テープ(ファイバーテープ)を貼った上で、パテ処理することによって、つなぎ目をなくしています。
この方法は、クロス屋さんだけで行える方法ということで、費用も時間もそれほどかからない方法といえます。

寒冷紗テープを使うかわりに、つなぎ目のすき間を、薄ベニアを割いたもので埋めたうえで、パテ処理を行う方法があります。
こちらの方法は、薄ベニアのほうが寒冷紗テープよりもしっかりしているため、長い目で見た場合、よい方法となるのではないでしょうか。
薄ベニアを割いてすき間を埋めるのは、大工さんの仕事となりますが、それほどたいへんな仕事ではありません。

もう一つの方法は、天井全体に薄ベニアを貼ってしまう方法です。
これも大工さんの仕事となりますが、口で言うほど簡単な仕事ではありません。
場合によっては大工さん2人がかりということもありえるので、それなりの費用がかかることになります。
by safetycap01 | 2010-12-03 16:21 | リフォーム | Comments(1)
Commented at 2015-09-10 23:33 x
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