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貸店舗改装工事 その4 トイレ配管 

貸店舗改装工事 その4 トイレ配管 _b0003400_17393769.jpg

トイレ内部の配管の状況です。
とくに珍しいものはなく、よくある配管の状況といえます。

まずは、赤字で記したものが床の木下地です。
根太(ねだ)は床板を支えるためのもので、大引き(おおびき)は根太を支えるためのものです。
一般的に、大引きは3尺(910mm)ピッチ程度で配置し、根太は1尺(303mm)ピッチ程度で配置します。
床板が厚かったり、根太や大引きの断面が大きかったりした場合は、大引きや根太のピッチを粗くすることができます。

このトイレでは、メインの排水管である便器排水管を無理なく配管するために、根太の配置を動かしています。
排水管については無理な配管を行うと、配管の詰まりを引き起こしてしまいます。

通気管というのは、便器からの排水が順調に流れるようにするためのものです。
水の入ったペットボトルをただ単に逆さまにした場合と、ペットボトルの底に穴を開けて逆さまにした場合を考えてみてください。
順調に水が流れるのは、ペットボトルの底に穴を開けたほうです。
そして、この穴が通気管に相当するものと考えてください。
1階部分であっても節水型の便器を設ける場合には、通気管を設けておいたほうがいいでしょう。

手洗器については、給排水が必要なことはいうまでもありませんが、手洗器の種類によっては電源も必要になることあります。
このあたり要注意です。

貸店舗改装工事 まとめ
by safetycap01 | 2009-12-08 18:33 | リフォーム | Comments(0)