和室を洋室へ その4
これは、新しく張る床の高さをチェックしているところです。
用いているのは、フローリング材の切れ端、捨て張り合板の切れ端、根太の切れ端を重ねたものです。
これを、出入口の部分、押入れの部分、掃出し窓の部分など、高さをチェックしなければならない部分にあてがって、実際にどのような具合になるのかを、目で見て、手で触れ、足で触れて確認します。
原始的な方法ではありますが、これが一番間違えのない方法であって、お客さんにとってもわかりやすい方法です。
写真は押入れの敷居の部分です。
今までは畳縁が敷居より出っ張っていたため、戸襖を外すのに苦労していたとのこと。
今回は新たな床仕上げを、戸を外しやすいような高さに、確実に下げて欲しいとのことでした。
床高さの設定には、このような考え方もあります。