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コストダウン

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両方ともに配管を支持するための金物で、サドルなどと呼ばれています。
向かって左側がステンレス製で、右側の白っぽいほうがメッキが施された鋼製です。

どちらが長持ちするのかというと、屋内で用いる分にはたいして違いませんが、屋外で用いるとなるとやっぱりステンレス製のほうが長持ちしてくれます。
それに、なんといってもステンレス製は錆の発生が少ないため、時間が経ってからの見栄えが違います。

それでは、お値段のほうはどうなのかというと、ステンレス製は鋼製の4~5倍というところです。
ここで、4~5倍違うといっても、鋼製が一個あたり20円程度のところ、ステンレス製が90円程度というところです。
この値段だけを見ると、ステンレス製に統一してもよさそうなものですが、それは一個一個ばらで買うときの話です。

プロはこのような部材を、まとめ買いすることになります。
まとめ買いするとなると、4~5倍の値段の差がかなり大きくなってしまいます。
つまり、鋼製が1箱2000円のところ、ステンレス製は1箱9000円などということになるわけです。
となると、ステンレス製を購入することに、躊躇する気持ちが出てくるのもうなずけることでしょう。

屋外にはステンレス製を用いなければならない、などというような法的な規制はありません。
それゆえ、ステンレス製を用いて欲しい場合は、事前に確認するようにしたほうがいいでしょう。
by safetycap01 | 2009-05-07 17:48 | 建築工事 | Comments(0)